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東洋医学の診断法 四診1 望診 

  • 執筆者の写真: 碧はりきゅう屋 髙野
    碧はりきゅう屋 髙野
  • 2019年4月22日
  • 読了時間: 2分

東洋医学の四診 (望診:ぼうしん)


歴史のある東洋医学では、現代にあるような高度な技術も無く病気を検査するシステムがありませんでした。しかし、東洋医学では患者の自覚症状や、体の表面に表われた変化を重視して、きめ細やかに観察することで症状を見極めるという東洋医学独自の診察法を発見して進化させてきました。

『四診:ししん』といいます。 ①望診(ぼうしん)、②聞診(ぶんしん)、③問診(もんしん)、④切診(せっしん)という4つの診察方法があります。


今回は、①望診(ぼうしん)についてお話したいと思います。 望診とは、視覚情報から得られることで診察していく方法です。 患者が来院してからの姿勢や入室してからの動き、顔色や皮膚のつや、吹き出物など、視覚情報で得られる情報すべてが診察のキーワードになっています。 色彩と生理学的な反応が分かりやすいと思います。 たとえば赤色は、血圧上昇、脈拍数上昇、筋肉の緊張があげる などの生理的反応があります。このような生理的な反応を鍼灸師は視覚情報から診察していきます。

西洋医学が病気になった後の治療医学とすれば、東洋医学である鍼灸治療は病気になってからの治療医学と、病気になる前の未病の段階で治療することができる治療医学であると言えます。

これは今風の言い方で表現すると、『予防医学』と言えるでしょう。2000年以上の歴史のある東洋医学ですが、最新の医学でもあるのです。

鍼灸治療専門の碧はりきゅう屋では、 『はり』と『きゅう』のみを使って生体への治療を行っています。 健やかな日々を過ごす為に鍼灸治療を生活に取り入れてみませんか。



四診 望診ぼうしん

鍼灸治療専門治療院 碧はりきゅう屋 226-0013 横浜市緑区寺山町107-7ハルオ中山201 045-532-8189

 
 
 

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